第10回 .NET 勉強会 / ヒーロー島を12月6日(土)に開催しました。
今回は10回目の開催 & 一周年を記念する特別なイベントということで、ゲストスピーカーを3組お招きし、普段広島では聞く機会の少ない話題をご提供頂きました。
当日の様子をお伝えします。
ご挨拶
マイクロソフト株式会社 中国支店 古家野様
勉強会は MS 中国支店の古家野さんによる MS 製品の中国地方におけるマーケットについてのショートプレゼンで幕を開けました。
「技術者コミュニティの勉強会でマーケット話!?」と思われるかもしれませんが、パートナープログラムから派生したコミュニティならではの情報提供です。
中国 .NET パートナー会と .NET 勉強会/ ヒーロー島との関係についてもお話しをして頂けたので、初参加の皆さんにもヒーロー島の成り立ちを知って頂けたのではないかと思います。
メンバーセッション: マインドマップ解説
.NET 勉強会 / ヒーロー島 (木根森さん, 松浦さん, 上本)
最初のセッションは我々ヒーロー島のメンバーでマインドマップを解説しました。
マインドマップは沢山のキーワードを頭の中で整理する機会の多い我々 IT 技術者と相性の良いノート手法だと思います。
マインドマップは紙に書いても良いのですが、hyperlink やノードの折りたたみ、そしてコピペなど、専用のソフトウェアを利用すれば紙に書くのとはまた違った利点が見えてきます。
Tech・Ed でお馴染みの BoF を参考にしたスタイルでセッションを進めたので、スピーカーも参加者も気楽に楽しめたのではないかと思います。
セッション終了後に沢山のご質問を頂いたのは嬉しかったです。
スペシャルセッション1: 開発者にできる UX
インフラジスティックス・ジャパン株式会社 Developer Support Engineer 鈴木様
ゲストスピーカーによるスペシャルセッションその1です。
.NET 用 UI コンポーネントの提供でお馴染みインフラジスティックス・ジャパン株式会社から鈴木さんにお越し頂きました。

「開発者にできる UX」ということで、一般的には何かと小難しく解説されることの多い User Experience を開発者の視点で語って頂きました。

一点豪華主義に走りがちな人(私ですね)には耳の痛い内容だったと思います。
セッションからは「何も UI だけが UX の構成要素ではない。クエリのレスポンスやら ロジックの出来やらのユーザー体験に繋がる要素全てをバランス良くレベルアップさせるために、常日頃から頭のどこかで UX を意識しておく必要がある」というメッセージを受け取りました。
インフラジスティックス・ジャパン株式会社様には今回の勉強会にフードスポンサーとして後援をして頂きました。
お陰様で軽食を摘みながら和やかな雰囲気でイベントを楽しむことができました。
スペシャルセッション2: CSSレイアウトページをWeb標準サイト構築ツールのExpression Webで作ってみよう
Microsoft MVP for Expression ワニchan こと 小濱様
お昼を挟んで wanichan's world でお馴染み Microsoft MVP for Expression のワニchanこと小濱さんによる Expression Web 2 に関するスペシャルセッションです。
午後から参加される皆さんも到着して盛り上がってきました。

このセッション枠は元々ヒーロー島のメンバー用に用意していた短めのもので、他が70分あるのに対し50分しかありません。
そこへ急遽ご登壇頂けることになった小濱さんに入って頂いたという事情があります。

Web のオーサリングツールを短時間で紹介するのはスピーカーにとって骨の折れることだったと思いますが、デモ中心のセッションで Expression Web 2 の概要と強力な文法チェック機能を掴むことができました。
# 途中機材トラブルがありましたが、トラブルは勉強会の華ってなものです。ご本人は焦られたと思いますが…
デザイン画面での CSS レンダリング結果の良さは競合製品以上だと思います。
個人的に興味のある製品なので、今回を踏まえて、次の機会にはよりディープに踏み込むセッションをお願いできたらいいなと思います。
スペシャルセッション3: XNA Game Studio 3.0 と Xbox LIVE コミュニティゲーム
マイクロソフト株式会社 XNA グループ リードプログラムマネージャ 徳留様
マイクロソフト株式会社 XNA グループ プログラムマネージャ 鈴木様
広島に xna がやってきました!
3つめのスペシャルセッションはマイクロソフトから xna チームの徳留さんと鈴木さんによる xna プラットフォームの解説です。

Xbox 360 が積み重なっているのも面白い光景ですが、セッションの内容にグイグイ引きつけられました。

ゲームコンソールのハードウェア解説には、従来なら聞き手の好奇心を満たす以上の意味はなかったと思いますが、XNA Game Studio があるお陰で、ゲームの開発会社所属でない我々にも「知っておくべき基礎知識」として迫ってきます。
自作のゲームを Xbox LIVE コミュニティゲームというしっかりと管理されたプラットフォームを通じて課金しつつ配信できるというのはとても魅力的です。
ライトニングトーク: MSDN, TechNet サブスクリプション紹介
ヒーロー島 松浦さん
ライトニングトーク1発目は松浦さんによる MSDN サブスクリプション, TechNet サブスクリプションの紹介です。
午前のセッションで紹介したマインドマップを使って各サブスクリプションの利点をテンポ良く紹介していく様は見ていて気持ちが良かったです。
今回のライトニングトークは Tech・Ed 2008 方式(時間が足りなきゃ強制終了・余れば時間まで放置)というキビシいルールだったのですが、いきなり時間ぴったりで終了です。さすがです。
ライトニングトーク: WPF の学習方法
ヒーロー島 宗平さん
2発目は宗平さんによる WPF の学習方法紹介です。
SDK に付属する WPF のサンプルが質・量共に想像以上のものなので、活用すべしということでした。
宗平さんはお仕事で WPF をバリバリ使われている方なので、やはり説得力があります。
少し時間が余ったと思いきや、透かさず天気ネタに切り替えて調整されました。
次は私の番なのに、皆さんハードルを上げすぎではないでしょうか。
ライトニングトーク: Microsoft Office Labs 紹介
ヒーロー島 上本
3発目は私が Microsoft Office Labs から pptPlex と Touchless を紹介しました。
商用製品にばかり目が行きがちですが、MS にはこういった実験レベルのプロトタイプを公開する取り組みもあります。
どちらのプロジェクトも見た目にキャッチーなので、デモ中に会場から「おおっ」と声が上がったときは嬉しかったです。
実は直前まで InfoPath ネタをやるつもりで練習していたのですが、何度リハをやっても5分に収まらないので、思い切ってお題を変更しました。
ネタをストックしておいて良かったです。
トークはギリギリで5分におさまりました。ほっとしました。
ライトニングトーク: InfoPath を Groove に組み込む
ヒーロー島 木根森さん
最後は木根森さんによる InfoPath + Groove の連携に関するお話です。
Office Groove 2007 には独自にフォームを作成する機能がありますが、使いやすいとは云えないので、代わりに InfoPath 2007 を活用しよう、という内容です。
コードを書くことなくフォームの作成から Groove へのデプロイまで行うデモ部分は特に印象的でした。
木根森さんも時間ぴったりで終了です。
ライトニングトークは自分がやるのも緊張しますが、人様のを見るのも緊張します。
InfoParh と Groove、どちらも面白くて便利な製品なのに Office の上位スイートにしか付いていなくて(単品購入もできますが)知名度がイマイチなのは勿体ないと思います。
懇親会
お待ちかねの懇親会は、はじめにビール片手に参加者全員で自己紹介をしました。
様々なバックグラウンドを持つエンジニアが一つ所に集まったということで、皆さん積極的にコミュニケーションをはかっておられました。
抽選会は、景品の数が多かったので、参加者ひとりひとりに何かしらのグッズが行き渡りました。
サイン本や商用製品, ワイヤレスマウスなど、素敵なクリスマスプレゼントになったと思います。
何より、参加者の方々に「この勉強会は楽しい」と言って頂いたのが嬉しかったです。
ご挨拶
マイクロソフト株式会社 MVP リード 小板様
最後の締めは、いつも我々 MVP のコミュニティ活動をご支援頂いている MVP リードの小板さんにお願いしました。
15分前に突然お願いするという無茶振りにも関わらず、MVP プログラムの紹介を中心にご挨拶を頂きました。
小板さんには、今回の xna セッション実現に向けて、xna チームとの交渉を短い期間でまとめて頂きました。
xna チームの皆さんにはもちろんですが、小板さんにも感謝です。
お陰さまで第10回勉強会は記念イベントの名にふさわしく盛大に開催することができました。
次回以降の勉強会に関してもぼちぼちアイデア出しをしていますので、技術情報やコミュニティ活動に興味のある方は気軽に遊びにきてください。